
コンビニ食で筋肉を発達させることは可能なのでしょうか。
一見すると体に悪いものしか扱っていないように思えるコンビニですが、意外と探せば筋肉によい物もあるものです。
今回は、コンビニの中でもローソンに絞って、商品の中でボディメイクに役立つものを紹介したいと思います。
コンビニ食で体を作ることは可能か?
まず初めに、コンビニ食でボディメイクをすることが可能かですが、これには問題なく可能であると答えます。
日本ボディビルディング選手権で何度も優勝している田代誠選手はインタビューで、ほとんどの食事はコンビニのものが中心だと答えています。
このことから、選ぶ商品さえちゃんとしていれば、コンビニ食でも日本トップレベルの体が作れることが分かります。
では実際に、どのようなことを考えて購入するものを選ぶとよいのでしょうか。
ボディメイクの基本は以下のようになります。
②自分に必要なタンパク質量を計算して摂取する。
③タンパク質源によるカロリーを引いた残りのカロリーを炭水化物から摂取する。
上記さえ守れていれば、コンビニの食事でも十分な成長を得ることができます。
①につきましては、ジムに設置されている体組成計等で自分の基礎代謝を知ることでだいたい推測ができます。
基礎代謝が分からない場合は、除脂肪体重を利用して計算することもできます。
除脂肪体重×40で求まる数値が、体重が減少も増加もしない目安のカロリーとなります。
除脂肪体重が60kgの人ならば、2400kcalまでは体重増加を気にせずに摂取できることになります。
最も、人によってある程度のばらつきはありますので、計算通りに行かない場合は調整は必要です。
2につきましては、激しいトレーニングを行い、筋肉を発達させたいと考える人の場合は、体重1kgあたり2gの摂取が勧められます。
体重が60kgの人ならば、1日のタンパク質摂取量は120gを目指したいところです。
③につきましては、各人の摂取可能カロリーや、目標とするタンパク質の摂取量によっても変わるため一概には言えませんが、重要なことは、良質の炭水化物を摂取源とすることです。
砂糖等の吸収の速い炭水化物は、体内で脂肪に変換されやすいです。
一方で、玄米や全粒粉のパンなどは、消化吸収がゆっくりで、脂肪になりにくいというメリットがあります。
コンビニ食で食べてよいものといけないもの(ローソン)
コンビニ食、それもローソンを想定してどのようなものを食べてよいか、いけないかをご説明いたします。
食べてよいもの
食べていいものは基本的には、高タンパク質低脂肪のものと、炭水化物になります。
炭水化物はダイエットの敵と思っている方も多いかもしれませんが、適切な量の炭水化物を摂取することは、筋肉を発達させる上で不可欠です。
食べすぎることが問題であり、自己管理で食べる量を調整できるならば、むしろ積極的に摂取したい栄養素となります。
以下に、ローソンのホームページから抜粋したボディメイクに向いている食材を紹介します。
砂肝焼き
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/110101_9027292.html
砂肝は高タンパクかつ低脂肪のため、ボディメイクにはうってつけの食品です。
さばの塩焼
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/190430_905204.html
さばは高タンパク質であることに加え、体内でよい働きをするオメガ3脂肪酸を豊富に含みます。
塩焼という調理法も、適度に油の抜けるよい調理法でボディメイクに向いています。
たこぶつ
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/171219_906859.html
たこは高タンパク質低脂肪であることに加え、疲労回復の効果を持つタウリンを豊富に含みます。
煮卵
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/141201_996777.html
卵はボディメイクに欠かせない食材です。
全てのアミノ酸をバランスよく含んでおり、是非とも毎日食べて欲しい食材の一つです。
手巻きおにぎり 焼鮭ほぐし
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/191008_900453.html
炭水化物とともにタンパク質も摂取できる優れた商品です。
おこわおにぎり あさりしぐれ煮
https://mldata.lawson.co.jp/recommend/original/detail/200121_917382.html
炭水化物とともに、微量ですがタンパク質も摂取できます。
あさりは疲労回復効果のあるタウリンを多く含みます。
食べてはいけないもの
では、逆に、食べてはいけないものはなんでしょうか?
これは簡単で、脂質を多く含んだり、砂糖が多く使用されていたりする商品です。
簡単にいうとお菓子類が該当します。
また、菓子パンの類もこれに該当しますので、好んで食べている人は、ボディメイクを行うならば強い意思を持って避けなければなりません。
砂糖を含んでいない場合でも、お菓子類は基本的には避けるべきです。
ボテトチップスがその代表でしょうか。
ただ、和菓子類は資質を多く含まないため、トレーニング後の栄養補給には使用することができます。
トレーニング後は体に速やかに栄養を取り込むことが重要であるため、吸収の早い糖分の摂取が有効となります。
食べてはいけないものについては具体的な商品名は挙げませんが、油分を多く含むものと砂糖を多く含むものを避けるようにすれば基本的には問題ありません。
コンビニのローソンで筋トレに良い食事 まとめ
コンビニ食でも、ボディメイクに使えるものはたくさんあり、ここではその一部を紹介しました。
実際にコンビニに足を運んで食品を探す場合は、脂質の少なそうな食品を選んでおけばまず間違いはありません。
重要なのは、前述の通り、必要なタンパク質と炭水化物をきちんと摂取することになります。
これを頭に入れておくだけで、いつもとは違った商品選びができるようになると思います。
それでは、良い筋トレライフを!